2006/6/24〜27 沖縄 KOZO OKUBO
今年の国内GT事情は例年に無く、
”すこぶるよろし”なので気合が入っております。
さて、今回の沖縄もどうなることやら。

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初日は、非常に活性の低い1日であったが、
唯一の”パチャッ”って感じの、
やる気のないバイトをうまいことのせる事が出来た。

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前田キャプテンにチャチャッとランディングしてもらい、ハリを外してもらっている図。

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水深60mほどのポイントを、じっくり探り、ようやく口を使わせることが出来たのは、
あいにく10kgを少し超えるほどの小型のロウニンアジであった。
しかし、あくまで巨大なロウニンアジを狙った釣法、仕掛けで押し通し、
キャッチする事が出来た1匹は次に繋がる貴重な1匹だと言える。

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翌日、ついに私にも巨大魚が出た。
着水して3アクション目ほどの、かなり遠くで出たのであるが、
その距離でも明らかに”デカイ”と分かる魚が出たのである。
あと5mほどまで寄せてきた時、
ロウニンアジの背後に巨大なサメがついて来てるのが確認できた。
手前味噌ではあるが、ロウニンアジのサイズは50kg〜55kgほどで、
サメは3m50cmほどの巨大さであった。
これは、ヤバイ。何とかせねば。
と思いながら、力の限りリフトを続けていると・・・

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サメがロウニンアジにスーーッと近づいたと思った途端、
プッツリとリーダーの先糸のダブルのヨリ糸部分がリーダーブレイクしてしまった。
これは、ロウニンアジの口にガッチリとかかっていた、
ハンマーヘッドのGカップタチウオカラーを
サメが横取りをしようとした事により起こった”バラシ”である。
はっきり言って”想定の範囲外”だったのではあるが、
今後このような事もあるのだという事を踏まえて、
釣りをする必要がある事を認識する事が出来た。

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気を取り直し、次の流しでもかける事が出来たが・・・

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残念ながら12kgほどであった。

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夕方、最後の一流しに、もう一度かける事ができた。
50mほどの水深のポイントでかけたのであるが、
一気にラインを引きずり出すかなり強い魚体なのであった。

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5分ほどのファイトの後無事に海面に浮かべる事が出来た。
すかさずキャプテン前田氏が、1発でランディングを決めてくれた。

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キャプテン前田氏が、丁寧にネットから引っ張り出してくれた。

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西日にロウニンアジとローライトオレンジのGカップが光り輝いていた。

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正直狙っていたサイズじゃないが34kgのロウニンアジであった。
キャプテン前田氏の読みと粘りと執念がもたらしてくれた1匹である。
しかしもっと、おっきいロウニンアジを釣りたいのである。

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がっちりキャプテン前田氏と握手を交わす。

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ジャッキーステーキハウスにはこんな愛らしい看板が有る。
( Text by 大久保幸三 )
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