2007 . 8  種子島   丸山佳夫

昨年からかなり気になっていた、念願の種子島へ行ってきました。
今回に至るまで、3度の中止を乗り越えて・・・
今回はFCLlaboの津留崎さんの雑誌取材に同行する事となったのである。


種子島といえば、ロケットの島ですよね。ロケット基地は島の一番南西に位置する。

初日の夕方、出船。いよいよ念願の種子島フィッシングスタート!
今回のメンバーは、津留崎義孝氏、松岡豪之氏、大久保幸三氏、新留亮太氏、私(丸山佳夫)を含める5人


ファーストバイト&ヒットは大久保氏にきた


無事にキャッチ。
大久保氏にとっても、種子島の初物は推定20kgほどのロウニンアジでした。
フォーブ(泡舞) Gカップ パニックシイラにて

日が暮れかけたとき、私にもファーストバイトがあったが、ルアーに触ることなく
帰って行ってしまった。
次の流しでも、バイトがあり数匹がルアーの取り合いを・・・
フッキングを入れた瞬間、テンションが無くなった・・・。
ラインを回収後、リーダーを確認すると170lbの部分が数箇所噛まれて切れていた。凹
フッキングが決まってなかったことが功を奏したのか、ルアーは浮いていて回収できたのだが・・
最後の流しでも私の「しゃくれろーたー」にバイトがあったのだが、
またしてもフッキングでテンションが無くなってしまった。
いやな感じがしたので確認したところ、なんとスリーブが抜けてしまっていた。
ダサすぎである。
これは私のミスなのですが、通常170lbと300lbを2個のスリーブで接続するのですが
残り時間も少なくあわててシステムを組みなおし、「1個でもいけるやろと」チョンボしたのが
原因でした。ほんまダサすぎである。
今度からは、絶対にスリーブ2個で接続しようと心に誓ったのであった。
それにしても、種子島のすごさに驚いたのであった。

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帰港中、自分自身に凹んでいる図。

翌日、ポイントに向けて出発!
今回、豊生丸さんにお世話になりました。
岩元船長はアングラ−の気持ちがわかる、気さくな船長。
種子島周辺のGTポイント開拓は船長の熱意の賜物。
GTはもちろんのことジギングもお勧めです。


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この日は松岡豪之氏にファーストバイトがあった。
かなりのサイズのようだったが、根ズレによるラインブレイクであった。


東側にて、GT初挑戦の新留氏がかけた。
彼は津留崎さんが講師を務めるヒューマンの生徒さんなのだ。
このあとかなり苦戦しながらも無事にキャッチ。


推定25キロぐらいのをキャッチ。ファーストGTおめでとうございます。
FCLlaboのEBIPOPにて


この日はこの後沈黙してしまった。

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翌日、初日の夕方のポイントにて、大久保氏、黄色いブルブル君ををキャッチ
Gカップ パニックシイラにて

この日も種子島特有のうねりによる、濁りで魚の反応が悪かった。


4日目、AM 北側のポイント
種子島GTのベイトとなる、シイラを発見した津留崎氏はミノーでチョイとかけた。


私がネットでランディング。シイラは危険なので、他のメンバーは安全な場所に非難している。

メーターオーバーのシイラでした。
種子島のGTは、このサイズのシイラも追い回して捕食するそうだ。
これに比べりゃ、I-CUPなんて小さいもんや!


そのころ松岡豪之氏はインチクって、美味しい魚をゲットしていた。

島の西側にて、松岡豪之氏にヒット。

無事にネットイン!

推定20キロほどをキャッチ。おめでとうございます。
松岡豪之氏は岩元船長と一緒に、種子島のGTポイント開拓をしてきた1人である。
種子島でも、大型のロウニンアジを数多くキャッチしているアングラーだ。


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夕方南側に移動して、船尾でキャストしていた私にでた。
ロッド ハンマーヘッド・オリジナル GT77(仮) プロトにて


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水深10〜15mほどのエリアだったので、ガチンコファイトでした。
1分半ほどで浮かせてしまった。たまたまですが^^;
現在、ハンマーヘッドのGTロッドのテストを繰り返しております。

オリジナルGTロッド コンセプト
反発力のある高弾性ブランクで、一日キャスティングしても疲れにくい軽さ&飛距離
大口径のポッパーでも楽にポッピングできる操作性、
きっちり曲がり、尚且つ、ずばぬけたリフト力で、60kgオーバーのGTを
キッチリ獲れるロッドを目指しております。


GTのキャスティングゲームにおいては、キャスティングとファイトの両方が大事だと考えます。
キャスティングのつりの場合、キャスティングの飛距離によって釣果の差が出ることは、
実際にきっても切れない事だし、ただ
飛距離だけを重視するならば、単純にロッドを長くすれば
より大きい遠心力によって飛距離は出るでしょう。でもGTに限らず、ルアーキャスティングの釣りは
ルアーの飛距離が目的ではなく、最終的には魚を釣り上げることが目的です。
ファイトの場合は、どんな釣りにいえる事ですがロッドが長ければ長いほどファイト時に力が必要で
逆にロッドが短いほうが力がいらず楽(魚に対して有利)だと考えております。
ロッドを使わない綱引きファイトや、極端に短いのは別ですが・・・。
ファイト重視に考えてジギングロッドのように短くするとキャスティングの飛距離が出ないし
ルアーの飛距離を重視してロッドを長くするとファイトがしんどい。どんな釣りにおいてもそうなのですが
特に、大型のルアーをキャスティングし大型の魚とファイトする
GTフィッシングおいては、
この両方のバランスがかなり重要だと考えています。もちろんルアーの操作性も重要です。
体力の限界に近いGTフィッシングの場合、キャスティングとファイトの両方のバランスが取れた長さが、
7.5〜7.8fぐらいではないかと現在は考えています。(オフショア)

注) あくまでも、現在の私(丸山佳夫)の個人的主観によるものです。


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船長自ら、ランディングに協力してくれた。

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推定35キロほどのロウニンアジでした。
EBIPOP-200にて
ロッド ハンマーヘッド・オリジナル GT77(仮) プロトにて

最終日は朝から西側を攻めながら、南下した。
南に到着してどのくらいたったのだらう・・
昼を過ぎたあたりに、状況が一変した


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すると、
最終テスト中の NEW「I-CUP・SE」(プロト)操る大久保氏にでた。
かなりデカそうである。


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たったの3分ほどで、巨大な魚体が浮かび上がってきた。かなりデカい。
船長が慎重にランディング。
それにしてもこの男、変体である。
しかし、例の掛け声は聞けなかったのである。やはりトカラでなければ・・・・

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「I-CUP・SE」が、がっちりかかっていた。

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船長協力のもと、長さを測り、体重を量る。
なんと!、159cm55kgのロウニンアジでした。
NEW
「I-CUP・SE」(プロト)にて


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159cm55kgのロウニンアジ。大久保氏、おめでとうございます。
NEW「I-CUP・SE」(プロト)にて

「I-CUP・SE」は、2008年に発売予定です。
210mm、215g 

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次は、「しゃくれろーたーDV」(プロト)テストしていた私にでた。
ロッド ハンマーヘッド・オリジナル GT77(仮) プロトにて

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推定20kg弱のロウニンアジでした。

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また大久保氏にでた。

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なんなく船長がネットイン!


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これまた、推定40キロほどのロウニンアジでした。
「ポッピング・ペンシル」 カラー13にて

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ずいぶん日が傾きかけた頃、「飛っ子169」をキャストした大久保氏の
一投目にでた。


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めっちゃうれしそう!「飛っ子169」カラー09にて

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相変わらず船尾で、こそこそと「しゃくれろーたーDV」のテストをしている私に出た。
ロッド ハンマーヘッド・オリジナル GT77(仮) プロトにて


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小型ですが
「ピンクローター」にて釣れたことがめちゃめちゃうれしい。
注) しゃくれろーたーのピンク色は、ピンクローターという愛称です。

「しゃくれろーたーDV」は、2008年春を発売目標にテスト中です。

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この日、大久保氏は大爆発!
FCLのSPP-200で、推定20k弱をキャッチ。


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FCLのEBIPOPでも、推定40kほどもキャッチ。

今回は、種子島の爆発力と底力を見せ付けられた釣行となった。

2008年、種子島に頻繁に通うことになりそうだ。

2008年5月、6月、7月、8月、9月、10月に
一緒に釣りに行く人を募集します!(種子島 豊生丸)
詳細日程は、今年中にHPにてお知らせいたします。
興味のある方はメールください。



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